お悩みの多い睡眠

睡眠が主の悩みでご来店される方はあまりいないのですが、カウンセリング時に睡眠について8割程度の方が実は悩んでいますとおっしゃいます。

今回はそんな『睡眠』についてです。

睡眠の悩み
  • 寝つきが悪くなかなか寝れない
  • 夜中に何度も起きてしまう
  • 朝早くに起きてしまい、その後寝られない
  • 朝起きても眠気がスッキリ取れていない
  • 日中眠気に襲われる

みなさんこんなお悩みをお持ちです。

睡眠

睡眠とは、人間を含む多くの動物が日常的に行う生理的な状態で、意識が低下し外部の刺激に対する反応が鈍くなる休息の時間です。

睡眠は身体と心の健康に不可欠であり、以下のような重要な役割を果たします↓

1. 身体の回復と修復
睡眠中、体は細胞や組織の修復を行い、筋肉や骨の成長を促進します。
また、免疫システムが強化され、病気への抵抗力が高まります。

2. 脳の機能の向上
睡眠は記憶の整理と固定に重要な役割を果たします。
情報を整理し、短期記憶を長期記憶に変換する過程で、学習や創造性が向上します。

3. ホルモンの調整
睡眠中に分泌されるホルモンは、食欲や成長、ストレス反応など多くの生理的過程に影響を与えます。
例えば、成長ホルモンは深い睡眠中に多く分泌されます。

4. 精神的な健康
十分な睡眠を取ることで、気分が安定し、ストレスや不安が軽減されます。
睡眠不足は、うつ病や不安障害のリスクを高めることがあります。

睡眠は大き分けて2種類、レム睡眠とノンレム睡眠に分けられます。

◎レム睡眠
夢を見ることが多い浅い睡眠で、急速な眼球運動が起きている状態です。
脳は起きている時のように働いていますが、筋肉の活動は低下しています。

◎ノンレム睡眠
深い眠りが多く、脳の活動は低下、筋肉の活動は維持されている状態です。
急速な眼球運動が起きていない=ノンレム睡眠です。
ノンレム睡眠時に身体のメンテナンスが行われます。
さらにこのノンレム睡眠は深さにより4段階に分けられています。
また、睡眠のステージごとに脳波も変化。
深くなるにつれ脳波もゆっくりと大きくなっていきます。

睡眠環境

本日からでも始められる、睡眠に対するケア方法をお伝えします↓

◎睡眠環境の整備
・暗い部屋
光が睡眠の質を妨げることがあるため、部屋を暗くすることが重要です。
・静かな環境
耳栓やホワイトノイズマシンを使って、静かな環境を作りましょう。
・快適な温度
寝室の温度は快適な範囲に設定し、通気を良くすることが大切です。

◎健康的な生活習慣
・睡眠スケジュール
毎日同じ時間に寝起きすることで、体内時計を整えます。
・適度な運動
日中に適度な運動を取り入れることで、夜の眠りが深くなります。
ただし、就寝前の激しい運動は避けましょう。
・カフェインとアルコールの制限
カフェインは摂取後数時間、覚醒効果が持続するため、就寝前の摂取は控えましょう。
アルコールも睡眠の質を下げることがあります。
・入浴のタイミング
就寝前の深部体温は低下する必要があるため、就寝1~2時間前に入浴するようにしましょう。
また深部体温が下がり入眠を促すだけでなく、質の高い睡眠を促す効果もあります。
40度前後のお湯に浸かることで副交感神経の働きを促し、これにアロマなどを加えるとよりリラックス効果が期待できます。

◎就寝前のリラックス
・ルーティン
寝る前にリラックスできるルーティンを持つことで、体と心を落ち着かせることができます。
例えば、温かいお風呂に入る、軽い読書をするなどです。
・スクリーンタイムの制限
スマートフォンやパソコンなどのスクリーンから発せられるブルーライトは、睡眠を妨げることがあります。
寝る前の1時間は避けるようにしましょう。

◎栄養と食事
・バランスの取れた食事
栄養バランスの取れた食事を心掛けることで全体的な健康が向上し、良質な睡眠をサポートします。
・軽い夜食
空腹で眠れない場合は、軽い夜食を摂ると良いですが、消化の良いものを選びましょう。

当サロンで行うアプローチは大きく分けて2つです。
1つは自律神経へ直接作用するもの。
もう1つは姿勢を改善し自律神経へかかる負担を減らすアプローチです。

①自律神経への直接的アプローチ 
 ▶︎頭からのアプローチ
  頭からのアプローチを行う前後で脳波の変化が認めます。
  アプローチを行うことで脳波が落ち着きリラックスした状態が確認されております。
 ▶︎内臓へのアプローチ
  内臓をコントロールするのは自律神経の1つ、副交感神経です。
  内臓の動きが悪いと副交感神経の働きも低下。
  これに伴い交感神経と副交感神経のバランスが乱れるのです。

②自律神経へかかる負担を減らすアプローチ
 ▶︎自律神経の1つである交感神経は背骨の中でも主に胸の部分から出てきます。
  姿勢が崩れることで交感神経へ刺激が入り、働きが高まることでバランスが崩れます。
  また、猫背や巻き肩になると内臓を圧迫することになり、これによって副交感神経の働きが低下します。
  これらに対して当サロンは身体の軸と足に対するアプローチを行います。

自律神経のバランスを整えることで、睡眠障害の改善が期待できます。
なかなか寝付けない方。
朝起きてもスッキリ目覚められない方。
ぜひ一度当サロンの自律神経整体をお試しください♪