子どもの足の発達

「うちの子の足は大丈夫でしょか?」といったご相談を受けることが多くあります。
そんな悩みの一助になればと思い、今回は子どもの足の発達についてお伝えできればと思います。

足について基礎的な内容が「足の機能と構造」にて記載がありますので、そちらをあわせて読まれますとよりわかりやすいかと思います。

足の構造

大人の足には片足で28個の骨がありますが、乳幼児では骨化が完成しておらずいわゆる軟骨状態です。

2歳半までに踵骨、距骨、立方骨、外側楔状骨が
3歳後半で内側楔状骨、中間楔状骨が
5歳ごろに舟状骨が徐々に骨化し足根骨が揃ってくる感じです。

ただし、揃ったと言っても完全に骨化するのは18歳ごろなのでまだまだ長い年月がかかる状態です。

生まれてすぐの赤ちゃんの足が柔らかいのはこのためです。

アーチ

アーチの発達にはおおよそ3〜4歳ごろから形成が進むと言われています。
大人のようなアーチに近づくのは6〜7歳ごろです。
骨と同様に生まれてすぐからアーチがあるわけではありません。

逆に赤ちゃんの足は厚い脂肪に覆われていて、見かけ上アーチは認めない状態です。

またアーチの発達には個人差があり、時期による変化率も様々です。

「うちの子扁平足なんですが…」と相談を受けることがありますが、まだ年齢的にアーチができ始めるには早い時期に相談を受けることもあります。
いつ頃アーチができるか知っていると、安心して子どもの発達を見守る事が出来ると思います。

ただしアーチの発達を阻害する要因も様々あり、小学生になっても足のアーチが未発達の子どもが多い現状はあります。
現代の子どもの足のトラブルは増加傾向にあり、子どもの運動能力低下は社会問題にもなっています。

足の発達を促すため大人が気にかけることは重要なので、「うちの子は大丈夫かな?」と心配されることはとても大切なことだと思います。

足育という言葉もあるようにアーチが出来る前の早い時期から足に対してケアを行う事は大切な事です。

ちなみにうちの子どもたちは4人いますが、
2歳後半〜3歳で体重がかかっていない際にアーチを認め
3歳半ごろには体重がかかった際もアーチができてきたように思います。
4歳になった頃には体重がかかってもアーチはくっきりとしており、
卒園児には大人と同じような足の形を呈するようになっていました。

ただ、6歳ごろからアーチが大人のようになってきたからと言って気を抜くのは時期尚早かもしれません。
運動量や内容の変化、靴の選び方、生活環境などによって足の変形を呈することはあるので、子どもの足をおざなりにしないことは重要になってきます。

大人が子どもの発達について正しい知識をもち、接することができれば。
当サロンの投稿が子育ての一助になれば幸いと思っています。